スウェーデンハウス

カビるスウェーデンハウス

相模原にスウェーデンハウスを建てたわたし

スウェーデンハウス関連のブログを読み漁っていると衝撃的なブログを発見.

こちらのブログです.共有させて頂きます.

https://ameblo.jp/yukiedgewater/entry-12356502718.html

なんと至る所にカビが発生しているのです.

窓枠,壁,床など至る所にカビが発生して真っ黒に.

嘘でしょ!?と思うわけです.スウェーデンハウスに住んでいる方は皆様同じ思いになるはずです.

嘘でしょ!?と.

わたしはスウェーデンハウスに住んで4年目ですが,カビが発生したことはないですし,発生しそうだなと思ったことも一度もありません.

もちろん外で雨ざらしになっているバルコニーで風が通らない四隅などは苔が生えたりするのでこの辺りはそのうちカビるかもなと思います.

ですが室内の窓,床,壁にカビが生えるなんて...そんな雰囲気は一切ないのです.

カビの原因

ブログを読み進めるとカビの原因がはっきりします.

このブログの方はスウェーデンハウスを賃貸に出していたそうで,どうやら借主が換気システムの掃除をせず,挙げ句の果てには換気システムそのものを止めてしまっていたようです.

スウェーデンハウスをはじめとする高気密の住宅では空気を機械によって強制的に入れ換えなければなりません.

その換気システムは24時間止めることなく稼働させる必要があり,また定期的にお手入れが必要なのです.

換気システムを止めたり,お手入れをやめると実際どうなるのか?というのははっきりと想像していませんでしたがその答えが上のブログにありました.

そう,至る所がカビるのです.

換気システム

わたしの住むスウェーデンハウスが採用している換気システムはパナソニックの換気システム.

こちらのブログに詳細がありました.

https://www.athooome.com/swh-maintenance-filter/

このシステムは室内の空気と外の空気を交換してくれます.

外の空気をキレイにして室内に入れるため,

①虫などをキャッチするネット

②空気清浄フィルター

があります.

また室内のほこりを有する空気を排気するため,室内側にあるカバーも一部ネットになっていて吸気口になっています.

これを

③ネットつきカバー

としましょう.

この3点のお手入れが必要なのです.

②空気清浄フィルターは空気清浄機にあるようなじゃばらのようなフィルターでこちらは2年くらいで交換します.

お手入れ

ということで

①虫などをキャッチするネット

③ネットつきカバー

の二つをこちらがこまめにお手入れしなくてはなりません.

と言ってもだいたい一月(ひとつき)から二月(ふたつき)に1回程度しっかりお掃除すれば良いです.

あとは気づいたときに

③ネットつきカバー

のネット部分をほこり取りでさわさわしてあげれば良いかと思います.

①虫などをキャッチするネット

外から吸う空気には虫などの比較的大きなゴミが多数含まれていますのでまずこの

①虫などをキャッチするネット

でゴミをキャッチします.

したがってこちら,季節にもよりますがかなり汚れます.

これが夏に二月程度放置した①虫などをキャッチするネットです.

わたしの家では1階と2階それぞれに換気システムがあります.

こんな感じで真っ黒,かつ虫の死骸がたくさん.

取り出すとき,たまに生きた虫が飛ぶこともあるので取り出したらすぐ一旦ビニール袋に入れちゃいましょう.

ということで取り出して庭で虫の死骸をぱたぱたと落としたあとは,ハンドソープでごしごし洗います.

(すみません,正しい洗い方ではないかも知れません)

するここんな感じ.すっかりキレイです.

こちらのネットには虫の死骸だけではなく,なんかこう,油っぽい汚れも付着しています.

外の空気はこんなに汚れているのかといつも不安になります.

③ネットつきカバー

換気システムにはこの蓋がついていて,この蓋を開けてその中に①のネット等が入っています.

この蓋のアミアミの部分から室内の空気を吸いこんでいますのでこのアミアミにほこりが溜まります.

こちらがちょっとほこりが付着している状態.

そのまま放置しておくと,アミアミにほこりが詰まり,吸気の効率が下がりますし,吸気抵抗が上がったアミアミからではなくカバーの両サイドから吸気してしまい,そちらもほこりが詰まって汚くなります.

ですのでこちらはクイックルワイパー ハンディ 伸び縮みタイプ

 

で気づいたときにアミアミの部分をさわさわしてあげればOKです.

①虫などをキャッチするネットを洗うときには一緒にハンドソープでごしごし洗っちゃいます.

洗ったあとがこちら.

ということで換気システムはスウェーデンハウスをはじめとする高気密住宅の生命線ですが,あまり神経質にならず天気の良い休みの日にさらっとお手入れしてあげれば良いかなと思っています.