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人体振動計測:ホンダフリード

ホンダの人気車,フリード

コンパクトな車体で3列シートを実現した”ちょうどいいクルマ”

小回りも効き,3列目をたためば広い荷室.普段の買い物からキャンプ,釣りなどのレジャーもこなせます.

ワンクラス大きいステップワゴンに比べると短いホイールベースのため,若干振動性能は不利か.

実際にカラダに作用する振動を実際に計測した結果はいかがか.

計測方法,システムについてはこちら

自動車運転時の人体振動計測車を購入するとき重視する基準として ・燃費 ・価格 ・デザイン ・サイズ などがありますがメーカーはNV性能も...

計測した車両は

・2019年式

・ガソリン,7人乗り(G HONDA SENSING)

主なスペックは

・水冷直列4気筒,1.5L

・CVT

・2WD(FF)

となります.

人体振動

図1 人体振動

エブリイワゴンでは1Gを超える突き上げが何回か発生していましたが,

人体振動計測:スズキエブリイワゴンスズキの軽バン,エブリイワゴン 軽バンは運転席がタイヤに近いため,振動性能は セダンやミニバンに比べると不利. ではカラダに作用す...

フリードではそのような大きな突き上げはほとんどないという結果でした.

次は停車時を見てみましょう.停車時はアイドリングストップ機能をOFFにしています.

信号停車時の人体振動

停車時(アイドリングストップなし)においての振動を抜き出したものが下図となります.

図2 人体振動(停車時,アイドリングストップなし)

こちらもエブリイワゴンと比べると全体的に小さい値となっている様子です.

人体振動平均値

距離約26km,1時間強の走行時における人体振動の全平均値と停車時における平均値は

下図となります.

図3 人体振動(走行全平均と停車時平均)

走行全平均,停車時ともにエブリイワゴンより少し小さい結果となりました.

同じコースを走行していますが,当日の路面状況や交通状況による平均走行速度が異なりますので,計測回数を増やす必要があります.

そのあたりは今後の宿題とさせてください.