スウェーデンハウス

スウェーデンハウスに至る道のり番外編

相模原にスウェーデンハウスを建てることを決めるまでの道のり番外編.

どんな家に住みたいか?というのはこれまでどんな家に住んできたか.

ということが大きいと思います.

ということでわたしがこれまでどんな家に住んできたか住宅遍歴を番外編として紹介します.

これまでのどの住まいもスウェーデンハウスの暮らしから思うとしんどい家でした.

これまで住んだ家→スウェーデンハウスの順番だから良かったものの,

スウェーデンハウス→これまでの家という順番だったら耐えられない思います.

育った家

自分が育った実家は平成初期に建てられた木造2階建て.

家の中での温度差

夏は部屋ごとにエアコンがあることもあり,部屋の中は涼しくすることができるのですが

冷え過ぎちゃったりするんですよね.この冷え過ぎというのはスウェーデンハウスではあまりないような気がします.(エアコンの進化もあるかもしれません)

また夏一番きつかったのはトイレ.ちょっとこもるともう汗だくになります.

エアコンがある部屋からでるとむゎっと熱気.

このように家の中で涼しいところとむわっとするところがあり,

その温度差が身体に容赦なく襲いかかります.

子供はいいんです.そんなの気にしません.だってその家しか知らないし,

そーいうものだと思いますから.でもいま思うとなかなか大変なことだなと.

目が覚めると布団からでている顔がキンキンに冷たい

毛布と羽毛布団を二つ重ねて寝てます.これがまた重い.

まずそこからでられないんです.寒すぎて.

朝早く起きるのがしんどい方,それは家のせいかも知れません.

スウェーデンハウスは冬でも朝,ぱっと起きられます.だって暖かいから.

やっとの思いで布団でたら,まずリビングの石油ストーブつけて,エアコン入れてっていうルーティン.

暖まるまで時間かかるし,そんな中着替えます.

また部屋内が暖まっても,なんていうか顔がぼーっとするような暖かさなんですよね.

そして足元が冷えるのでこたつにも入るわけです.

浴室,トイレはもはや屋外みたいな寒さ.

しかも冬は寒い中,外に石油ストーブの石油を補充しに行かねばならないというおまけつき.

夏は今思うとだいたい

リビングなどの部屋は24度くらい,廊下,トイレ,浴室は30度以上でしたね.

冬は

リビングなどの部屋は26度くらい,廊下,トイレ,浴室は5度〜10度でしたね.

ぜったいそのくらいだったと思う.きちんと計ったことありませんが.

結露

冬は窓という窓がいつだってびっしょり.

絶対かびてますよね.

実家の窓は,もちろん一枚窓でした.

また何カ所かルーバー窓がありましたね.

こういうやつです.

https://www.happy298.com/topics/column/post_16.html

このルーバー窓,ガラス面同士がくっついて閉まるので間違いなく密封性が低いんですよ.

この窓のいいところがはっきり言ってわかりません.

1枚ガラス,ルーバー窓,このあたりが悪ですね.

会社の寮

大学を卒業し,就職とともに実家を出て会社の寮に入りました.

それがむちゃくちゃ古い寮だったんです.自分の部屋にトイレ,水道はなく共用でしかもトイレは和式でした.

水道は水しかでなく,外廊下でかつ外廊下に面しているエリアに水道とトイレがあるから

それはもう地獄でしたね.お湯は共用のお風呂と食堂でのみ頂けます.

部屋のドアは鉄製で下に隙間がある(刑務所かな)から外気とムカデとゴキが出入り自由.

窓はベランダにつながる窓のみで例によって一枚ガラスかつ引き戸タイプでがたがた.

もちろん冬は結露がもれなくついてきます.

でもですね,住めば都ってよく言ったものです.

1ヶ月もすればすっかり慣れますね.なんだかんだでここには3年ほど住みました.

新築デザイナーズマンション

結婚し,会社の寮をでて次に住んだのは賃貸の新築デザイナーズマンションでした.

鉄筋コンクリート造で外観はかっこよかったですね.

寒さ暑さはこれまでの暮らしに比べ和らいだものの,

・新築のコンクリート造

・窓が一枚ガラス

だったことが仇となり,結露がすごかったです.

退去するときには窓枠の黒カビがすごく,ごしごししても落ちなかったですね.

まだこのときは窓=一枚ガラス=結露するもの

という等式が自分の頭の中では成り立っていました.

まさがこの等式が成り立たない世界があるなんでこのときは思ってもみなかったです.

新築アパート

次に住んだのが木造の新築アパート.

こちらは積水の木造2階建てアパートで,これまで住んだ家で一番快適でした.

窓も2重ガラスで,結露はしますがこれまでと比べると気持ち少なくなったような気がします.

ですがやはりエアコンのない廊下,浴室は寒く,浴室には小型のファンヒーターを置いて

お風呂入る前に暖めていました.

相変わらず夏のトイレでは汗だくになり,冬の朝は顔がキンキンになってましたね.

ということでわたしの住まい遍歴はこんな感じでこの経験がスウェーデンハウスの選択につながっていくだと思います.

さいごに:季節感

子供の頃,夏のとても暑い日,エアコンの効いてない部屋から効いている部屋に入るときの

あのなんとも言えない快感?は今でも覚えています.

しんしんと冷える寒い冬の日,こたつでぬくぬくし,うたた寝した気持ちよさも覚えています.

良くも悪くも一年中家全体が快適な温度に保たれるスウェーデンハウスではそういった季節を家の中で感じることはほとんどなくなります.

ほんの少しさびしい気もしますが,でもいまのスウェーデンハウスの快適な暮らしが一番ですね.