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自分の田んぼに水を引く

仕事をしていると色んな人に出会いますよね.

出会うだけならさほど問題ではないのですが,仕事上,避けることができない相手もいるわけです.

見た目や言動,行動からその人の評価的なものをしてしまいます.

この人は〜〜な人だな,とか.あの人は●●な人だなとか.

人を観察していると頭に良く浮かぶことば,

自分の田んぼに水を引く(我田引水)

他人のことを考えず、自分に都合がいいように言ったり行動したりすること。自分に好都合なように取りはからうこと。自分の田んぼにだけ水を引き入れる意から。

という意味の言葉です.

自分もそうですが,仕事をする上でやはり自分の利益を考えてしまうことがあると思います.

人間だもの.

とは言っても仕事は一人でするものではなく,チームでするもの.

多かれ少なかれ人と人とが協力して進めるものだと思います.

そんな中,常にまっすぐ愚直に「自分の田んぼに水を引く」ことを主張する人.

もう見ていて若干微笑ましいぐらいです.

一方,人のためという体を巧妙に作り,それをアピールしつつ「自分の田んぼに水を引く」

こういう人もいます.いろんなひとがいます.

自分はどのタイプなのか

田んぼ農家が集まる集落があるとします.そこにはほんとに色んな人がいます.

・自分の田んぼに入る水路ばかりを眺めている人

・他人の田んぼの水を少なくしても自分の田んぼに入る水を増やそうとする人

・自分の田んぼに入る水が不当に減らされているのになにも言わない人

・集落全体に流れ込む水のことを考えている人

・他人の田んぼばっか見ている人

・各農家の田んぼに入る水を平等にするべく厳密に管理しようとする人

・田んぼに入る水で稲作しないで別のことする人.

自分は

集落全体に流れ込む水のことを考えられる人になりたいなと思った今日でした.